Outdoor toilet unit

トイレで発生する汚水を蘇らせ、再利用するシステム『せせらぎ』オゾン+(プラス)を搭載したトイレユニットです。上水道や処理水放流先の確保が困難なインフラ整備地域での設置が最適です。

屋外トイレユニットの特徴

  • 工場完成品のため現地工事が不要です。
  • 自動運転なので維持管理が容易です。
  • オゾン処理は臭気も抑制します。
  • 洋便器、和便器、小便器の選択が可能です。
  • トイレ室1室から4室までプランが多彩です。
  • 河川公園等の移動にも対応可能です。
せせらぎオゾン+(プラス)屋外トイレユニット

処理フロー

汚水処理水槽にて処理された再生水を、オゾン脱色・殺菌装置により、さらに清澄性と衛生性を向上させ、便器の洗浄水として再生利用します。

【処理フロー】

  • ① 便器内の排泄物は、洗浄水により下部の受入槽に流れ込みます。
  • ② 受入槽の汚水は、揚水ポンプにて分離槽へ送られます。
  • ③ 分離槽では、ばっ気式水中スクリーンにて固形物の粉砕および沈殿分離を行い処理水は接触槽へ移流します。沈殿物はエアーリフトで貯留槽に移送します。
  • ④ 接触槽では、スポンジ担体により処理を行い、上澄水は送水槽へ移流します。
  • ⑤ オゾン発生器にてオゾンを精製し反応塔へ送ります。
  • ⑥ 送水槽の処理水にオゾンを混合し、反応塔で効率的に処理水とオゾンを接触・反応させ、脱色・脱臭・殺菌処理を行います。
  • ⑦ 送水槽の処理水は便器の洗浄水として循環再利用されます。
  • ⑧ 貯留槽が満水になった時点で汲取り処分します。
【処理フロー】

Buried Systems

トイレで発生する汚水を蘇らせ、再利用する循環式汚水処理システムです。上水道や処理水放流先の確保が困難なインフラ未整備地域でも制限なく、トイレの建設が行えます。

埋設型システムの特徴

  • 便器洗浄水(循環水)の清澄性と衛生性が高いです。
  • 流入負荷(汚水量)変動、気象条件に左右されない処理方式です。
  • 大規模なトイレに適しています。
  • 既存トイレの改修にも適しています。
  • トイレの設計は、特別な制約が必要ありません。
せせらぎオゾン+(プラス)埋設型システム

処理フロー

汚水処理槽にて処理された再生水を、オゾン脱色・殺菌装置により、さらに清澄性と衛生性を向上させ、便器の洗浄水として再利用します。

【処理フロー】

  • ① 便器内の排泄物は、洗浄水により前処理槽に流れ込みます。
  • ② 前処理槽では、ばっ気式水中スクリーンにて固形物の粉砕および沈殿分離を行ます。
    スクリーンを通過した汚水は沈殿分離槽へ移流します。
  • ③ 沈殿分離槽では、沈殿分離を行い接触槽へ移送します。
  • ④ 接触槽では、スポンジ担体により処理を行い、対流後の処理水は分離槽へ移流します。
  • ⑤ 分離槽では、再度沈殿分離を行い、上澄水は送水槽へ移流します。
    沈殿物はエアーリフトで前処理槽へ返送します。
  • ⑥ オゾン発生器にてオゾンを精製し反応塔へ送ります。
  • ⑦ オゾン処理槽の処理水にオゾンを混合し、反応塔で効率的に処理水とオゾンを接触・反応させ、脱色・脱臭・殺菌処理を行います。
  • ⑧ 処理水は、便器の洗浄水としてオゾン処理槽に貯留されます。
  • ⑨ オゾン処理槽の処理水は、給水ポンプにて便器の洗浄水として循環再利用されます。
  • ⑩ 余剰水は貯留槽に貯留されます。貯留槽の余剰水は前処理槽や沈殿分離槽の汚泥引抜時の補給水として再利用できます。
【処理フロー】